ダイエットをしていると気になるのが「脂質」。
脂質は1g当たり9kcalあり、糖質(1g当たり4kcal)のカロリーの約2倍。
少量でも高カロリーです。
でも脂質は、効率のよいエネルギー源になるほか、
ホルモンの材料や細胞膜の構成成分になるなどの重要な働きがあり、
健康を維持するために必要な栄養素です。
減らし過ぎには注意したいところ。
今日は、お肉・魚・油・ナッツの「脂質」の上手な摂り方をご紹介しますね。
ダイエットで「脂質」の上手な摂り方:お肉編
肉類は脂身が少ない部位を選ぶ
ダイエットで気を付けたいことの一つが、肉類の脂肪分の摂り過ぎ。
牛肉や豚肉は脂身が少ない部位を選び、鶏肉は皮を取り除いて
食べるようにしましょう。
赤身の多いヒレ肉やもも肉・ミノ・タンなどがよいですね。
バラ・カルビ・サーロインなどの脂身が多い部位は避けましょう。
ベーコンやソーセージ、それからレバーも摂り過ぎには注意が必要です。
動物性たんぱく質が豊富に補える赤身の肉
肉は、筋肉の材料となるたんぱく質源。
摂ると筋肉がつきやすくなり、代謝アップにつながります。
特に赤身肉には、脂肪燃焼を促すLカルニチンが豊富。
また、肉を食べると体が熱くなる感じがしますが、
これは消化するのに多くのエネルギーを消費するから。
つまり代謝がアップするのです。
このあたりが肉は食べたほうが痩せやすいという理由です。
◎低カロリー・低脂質・高たんぱくの優秀食材
お肉の中でも赤身肉は、特にダイエット向きの栄養バランスなんです。
引き締めて痩せる”ボディーメイクに必要なのはお肉です。
ダイエットで「脂質」の上手な摂り方:お魚編
魚は積極的に食べるとよい
魚介類の多くは高たんぱく低カロリーです。
さんま、さば、いわし、マグロなどの青魚には、
不飽和脂肪酸の一種であるEPAやDHAが豊富に含まれているんですよね。
血液をサラサラにし、中性脂肪を減らし、脂肪を燃焼する働きがあります。
体内で作ることができない成分なので、食事から摂取することが肝要です。
※卵や魚卵は摂り過ぎないように!
鶏卵は一日一個までが好ましい。
コレステロールは卵白にはほとんど含まれないので
卵白利用の調理などもよいですね。
◎魚にはDHA、EPA、オメガ3などダイエットに有効な成分が豊富に含まれている。
EPAやDHAは体内で合成されず、食品からしか摂取できないので
魚はダイエットの味方です。
筋肉量を増やす良質なたんぱく質、アミノ酸も含まれています。
代謝を上げながら、脂肪の燃焼が図れるんですよ。
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ダイエットで「脂質」の上手な摂り方:油編
バターやラード・牛脂はコレステロール値を上げやすい油。
意外なところで、ラードや牛脂はフライドポテトやカレールーなどにも多く含まれます。
◎バターには中性脂肪を燃焼する効果があります。
特に空腹時に摂取するとその効果が高くなる。
カリウムを多く含んでいるので、むくみ解消に効果的。
ではコレステロール値を下げる油は何かというと
オリーブオイルやひまわり油になります。しかし、これらでも摂り過ぎには注意です。
※油は種類に関係なく高カロリー。
1gで9kcal、大匙1杯で100kcal超えになります。
◎オリーブオイル
オリーブオイルの脂肪酸のほとんどを占めているのは、
一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸。
オレイン酸には、肥満や生活習慣病の原因になる
悪玉コレステロールだけを下げる作用があります。
ダイエットで「脂質」の上手な摂り方:ナッツ編
ナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、ダイエットの強い味方です。
(とても良質な脂肪酸)
不飽和脂肪酸はダイエットに不可欠な栄養素で、
効果としては「脂肪燃焼の促進」や「脂肪をつきにくくする効果」があります。
また、豊富に含まれている食物繊維で腹持ちにも優れている食品です。
ピーナッツは朝ご飯の前に食べるのがダイエットに効果的(食事の食べ過ぎ防止)
ピーナッツは20~30粒、アーモンドは25粒、くるみは7粒、
カシューナッツは20粒ほどが食べる目安。
ナッツ類は全般ダイエットや便秘に良いですが「食べ過ぎ」は要注意。
<まとめ>
ダイエットを脂質の面から考えた場合、
・肉類は脂身が少ない部位を選ぶべきであり
・魚介類、大豆製品、野菜は積極的に食べましょう。
・油はオリーブオイルやひまわり油が好ましいですが
これとて油に変わりはないので摂り過ぎには注意です。
・また、適量ならダイエットの強い味方となるナッツ類は、
食べ過ぎには気を付けましょう。
上手に摂ってくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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