大晦日といえば「年越しそば」。
本年最後のブログ記事は蕎麦の栄養素の特長や食べるコツについて
ご案内します。
今年一年、お世話になりまして有難うございました。
来るべき新年も よろしくお願い致します。
どうぞ、良い年をお迎えくださいね。
大晦日に「年越しそば」を食べる理由
≪なぜ、年越しにおそばを食べるのでしょうか?≫
金を使って仕事をする人が大晦日に仕事をおえて床を見ると
金粉がいっぱいちらばっておりました。
もったいないと思ってそば粉を丸めて拾い集め、
それを焼いて金だけをとりだしました。
そば粉で金粉を拾ったので縁起がいいので
大晦日に食べるようになったのがひろまった・・・とか。
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ダイエット、蕎麦に豊富に含まれる栄養素の特長
・ルチンやカテキン
ポリフェノールは抗酸化力が強く、
動脈硬化などの生活習慣病予防に効果的。
ルチンやカテキンはポリフェノールの一種です。
蕎麦の代表的な栄養素ルチン。
脳梗塞や心臓病などの
血栓が原因となる病気の予防に効果的。
アルツハイマー型認知症予防や糖尿病などの
生活習慣病予防や美肌にも効果がある。
カテキンは、殺菌効果や抗酸化力が高い。
(ノロウイルスなどの感染性胃腸炎や、
O-157予防に効果を発揮)
また、食後の血糖値上昇を抑えるため、
肥満予防に効果的。
・肝機能に良いコリン
コリンは、ビタミンの働きを助け補助的な働きをする。
脂質の代謝やコレステロール値の抑制に効果を発揮するので
高血圧予防に効果的。
肝臓に脂肪が沈着するのを防ぐ脂肪肝予防効果もある。
脳の活性化に役立つので、
記憶力の低下やアルツハイマー型認知症に効果的。
・食物繊維の含有量はトップクラス
食物繊維には、糖の吸収を緩やかにし、
血糖値の上昇を抑えてくれる効果があります。
蕎麦に多く含まれるのはこのうちの「不溶性食物繊維」。
便通改善効果、整腸作用があり大腸ガンの予防にも効果的。
満腹感が生じ、食べ過ぎ防止につながるのでダイエットに良い。
・タンパク質は精白米の3倍以上含む
タンパク質は筋肉を作る元となる有用な栄養素。
含まれるタンパク質量は穀物の中でもトップクラスを誇る。
必須アミノ酸を含んでいて、アミノ酸バランスが優秀。
蕎麦のタンパク質はとても良質です。
ダイエット、蕎麦を食べる際のコツ
・ビタミンB1・B2は豊富な蕎麦ですが、ビタミンAやビタミンCは含まれていない。
よって、ビタミンAやビタミンCを含む野菜を一緒に摂ることで
ビタミンバランスが良くなる。
特にルチンはビタミンCと相性が良いので「おろし蕎麦」がおすすめ。
大根おろしを一緒に食べるとビタミンCと消化酵素を同時に摂れることになる。
ルチンは水溶性で水に溶けやすいので、そば湯も飲むことをお忘れなく!
薬味として添えられるネギは、ビタミンB1の吸収を良くします。
また、ワサビはビタミンB2の吸収を助けます。
山芋・海苔やワカメなどの海藻類等、水溶性食物繊維が多く含むものを
蕎麦と一緒に摂るのもコツですね。
(不溶性食物繊維:水溶性食物繊維は、2:1がベストバランス)
<まとめ>
ダイエットも健康も日々少しずつの積み重ねが大切です。
長く続けることが大事ですから、あまり費用がかからずに
手軽に入手できるものが好ましいですね。
その点「蕎麦」は身近でお手頃価格ですから
ダイエットに適した食材と言えます。
年越しそばだけと言わずに日頃から健康食蕎麦を取り入れてくださいね。
今日も、そして今年も有難うございました。感謝です!
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