玄米は白米より豊富な栄養素を含み、ダイエットに効果があります。
でも、調理が難しいことから敬遠されている方も多いと思います。
今日は、玄米の栄養、食べ方や注意点をご紹介しながら、
玄米の魅力をお伝えしたいと思います。
ダイエットで玄米利用の知恵袋:栄養について
痩せやすい「不溶性食物繊維」が豊富!
玄米には、食物繊維が多く含まれていますが、
特に水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が豊富。
炊いた状態だと白米ご飯の2倍も含まれています。
不溶性食物繊維を摂ると、便のカサを増して腸を刺激して
排便を促進します。
ダイエット中に食事量を減らすと便秘になりやすいですが、
便秘は肌荒れや肥満などにもつながってしまいます。
そのため、食物繊維はダイエット中こそ不足しないよう摂るべき栄養素です。
また、不溶性食物繊維を含む食品はよく噛まないと食べられないので、
自然と噛む回数が増えて食べ過ぎ防止になります。
ビタミンB1やマグネシウムが豊富!
健康的にダイエットをするには、単に必要な栄養を摂るだけでなく、
エネルギーとしてしっかり利用することが大事。
玄米に豊富に含まれるビタミンB1やマグネシウムは、
食事から取り入れたエネルギー源をエネルギーに変えて燃やすのに必須の栄養素。
白米と比較すると、玄米にはビタミンB1が8倍、
マグネシウムが7倍も含まれているからスゴイ。
自然と食べ過ぎが抑えられる!? 「γ オリザノール」も豊富!
玄米に含まれる「γ(ガンマ)オリザノール」という成分は、
脳の中枢に作用して食欲を抑えるといわれています。
玄米を食べることで徐々に食事の好みが変化してゆき
食べ過ぎを抑えられることが動物実験で確認されています。
また、γオリザノールは血中脂質の低下などにも役立つようです。
スポンサーリンク
ダイエットで玄米利用の知恵袋:食べ方について
玄米の美味しい炊き方のコツ
・よく洗う
汚れを落とすように優しく洗い(2~3回水を取り替える)、
更に玄米を手に取り手のひらで擦り合わせるようにもみ洗い。
しっかりこすれば表面に傷がついて吸水しやすくなる。
・よく水に浸す
玄米は白米より吸水しにくいので、しっかりと水に浸します。
水加減の目安は、玄米1合に対して水300ml。(白米より多め)
※炊飯器に玄米モードがある場合は仕様に従う。
水加減後、6~8時間浸しましょう。
通常の炊飯モードで炊き、炊き上がったら10分ほど蒸らす。
※味に慣れないうちは、白米と混ぜて炊くのがいいですね。
玄米:白米を=1:1~2の割合。
ダイエットは、無理のない食べ方で「続ける」ことが大切。
ダイエットで玄米利用の知恵袋:注意点について
1日に摂る量の目安
主食を玄米で摂る場合、成人女性の場合は1食150g。
運動量が少なく、ダイエットのために少し食事量を減らしたい場合には100gを目安に。
成人男性の場合は1食200gが目安。
玄米の主な栄養素は糖質でカロリーは白米とほぼ同じ。
摂り過ぎはダイエットによくありません。
ダイエットで玄米利用:その他の知恵袋
日本に昔からある「和食」。素晴らしいダイエット食ですね。
ダイエットして痩せなければと、あまり神経質にならないで、
毎日の食事を和食中心にするだけで、健康的に痩せられるのが和食。
和食の主食といったらご飯ですが、 「玄米」を使うとダイエット効果は一層UP。
玄米には精白米よりも多くの栄養素が含まれていますからね。
ダイエット中に起こる様々な体の不調を予防して、
偏りがちな栄養をバランスよく整えるのにも効果を発揮する玄米。
玄米に色々な種類の雑穀を混ぜるのもGOOD。。
白米に混ぜ込むだけで簡単に食べられる発芽玄米の利用も効果的です。
玄米がどうしても苦手という方は・・・
三分づきでも充分栄養が残っていますし、
五分づきならば白米と同じ様な感覚で食べられますよ。
このような段階を経て、少しずつ玄米に近づけるのも良いでしょう。
ダイエット中は、炭水化物を食べないようにしている方もいるでしょうけど、
栄養を豊富に含んだ玄米は、ダイエット・健康には最適な食材ですから、
積極的に摂ると良いです。
注意点は、和食であっても食べ過ぎはNGですよ。
ダイエットをしているいないにかかわらず、
体を健康に保つには、「腹八分目」を守ることが大事。
雑穀米の健康効果
雑穀米は白米や玄米の他に、あわ、きび、大麦、ひえ、ハトムギ、
黒米、赤米などの雑穀を混ぜて炊いたご飯のことをいいます。
・雑穀米は炭水化物が豊富 – 生命活動のエネルギー源になる栄養
・食物繊維も豊富!- 雑穀米は生活習慣病の予防と便秘解消に効果
・ビタミンB1も多い雑穀米 – 炭水化物の代謝や神経機能の維持する栄養
・パントテン酸も含有 – 雑穀米はストレス対策の効果!
・雑穀米はビタミンB6も含有 – タンパク質の代謝に効果あり
・β-グルカンにも注目を – 免疫力の強化や腸内環境の改善に有効な栄養
<まとめ>
調理の難しさから、せっかく体によい食材を逃してしまうのは残念。
水加減を自分で思うよりかなり多めにすることと
玄米を6~8時間浸すことがポイント。
(お使いの炊飯器等で炊き上がりは異なるので
一度やってみて自分に合ったやり方をつかみましょう)
毎食の主食だからこそ大切に、上手に摂取してくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
おいしさに自信!しっかり芽の出た「発芽玄米の底力」