最近よく耳にするのが「腸内環境」ということば。
それから馴染みは薄いですが停滞腸(ていたいちょう)を
ご存知でしょうか。
今日は、便秘で腸内環境が整うまでの期間と停滞腸とは何か、
そしてその対策をご紹介したいと思います。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
腸内環境はどのくらいの期間で整うのか
最近はテレビで「腸内環境・腸内フローラ」について
取り上げられることが多いですが、
単純に「どのくらいの期間で整うの?」という疑問が。
調べてみると下記のようなことが解りました。
“・腸内環境が整い腸年齢が若返るまでにかかる期間は10年
・便秘や下痢症の緩和は比較的早く概ね3ヶ月”とのこと。
10年はあまりにも長いですが便秘が良くなるには約3ヶ月ということで
少し希望が持てました。
こんなことも・・・・
腸内フローラチェック法
・3日以上お通じがないことがある
・お通じの時間はバラバラ
・お通じに3分以上かかる
・やわらかい便がよくでる
1つでも当てはまったら注意!だそうです。
あまり一喜一憂せずに便秘改善に努めましょう。
「停滞腸」をご存知ですか&その対策について
便秘を語る時、よく登場する「停滞腸(ていたいちょう)」
停滞腸とは解りやすく言えば、ずっと動いているはずの腸が動かない状態のこと。
便秘で悩む多くの人がエコー検査をすると停滞腸だそうです。
腸の運動が弱くなると、消化・吸収・排泄がうまく行われず、
体内には本来排泄されていなければならない不要な老廃物や毒素が
長期間溜まることになる訳ですね(排泄されればダイエットにつながりますね)。
こわい停滞腸のチェック項目
・朝食を食べない日がある
・冷たい食べ物や飲み物が好き
・いつもお腹が張っている
・おへその周辺や腰が冷えている
・腹筋が弱い
これらの複数が該当すると停滞腸の可能性が高いといえます。
食生活や生活習慣を見直すように心がけましょう。
停滞腸の対策
・モーニングウォーター
朝起きたらすぐに水を飲む。冷たいものでも温かいものでも良い。
・タッピング
お腹全体を30秒から1分軽くたたく。
・テンスウ
おへその両側の指3本分ほどのツボを押すのが便秘に良い。
・ダイエタリーファイバー(食物繊維)
多くの方が「水溶性食物繊維」の摂取が不足。
エシャロット・ニンニク・ゴボウなどに含まれる。
水溶性食物繊維
水に溶ける性質があり、便に水分を与えて柔らかい状態にするので、
便が出やすくなります。
最も手っ取り早いのは「もち麦」を食べるとのこと。
実験で被験者の方10人が朝晩・二週間もち麦を食べたら
全員の善玉菌が大幅に増えました。(腸内フローラ改善)
基本的に4週間~3ヶ月食べ続けると良いそうです。
腸内フローラのバランスには「りんご」が良い
季節の変わり目は腸内環境が乱れやすいです。
腸もリズムを持っているので、
その動きが乱れると便秘になったり、下痢になったりします。
悪玉菌が優勢の腸内フローラになると、
さらに便秘が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
そんな乱れた腸内フローラのバランスを整えるには、
「りんご」がとっても有効です(イチジクも良い)
りんごは、ペクチンなどの水溶性食物繊維が豊富。
日々りんごを食べると、善玉菌が増えて悪玉菌が減るそうです。
更に腸内に住み着いているビフィズス菌を増やす働きもあります。
このようにりんごは腸内フローラを整える優秀なフルーツです。
積極的に食べるようにすると便秘に良いですよ^^
(皮の部分も栄養たっぷりです)