毎日暑いですね。
こうも暑いと冷たく冷やした果物が美味しい。
今日は果物の甘さ・糖質のお話です。
ダイエットに影響を及ぼすほど食べる方は少ないと思いますが、
一応のご参考まで!
ダイエット、果物の甘さの3つの糖とは?
果物が美味しいのは甘みにありますね。甘みの成分はご存知「糖」です。
果物に含まれる糖は次の3種類。
・ブドウ糖 (糖の一番小さい形のもので吸収が早い)
・果糖 (ブドウ糖が2つ結合した糖)
・ショ糖 (ブドウ糖と果糖が結合した糖、砂糖のこと)
これらの割合は果物によって異なり、甘さの感じ方も違います。
この中では果糖が一番甘く感じますが、
意外にもどの糖も1gあたりのカロリーは同じなんです。
カロリーは同じなのですが、太るかどうかで大きく問題となるのは「果糖」!
気を付けるべきは「食べ過ぎ」です
果糖は吸収されると体で使われないままに肝臓に送られて中性脂肪に形を変えます。
このことがそっくりそのまま内臓脂肪になってゆくから困りもの。
そして始末が悪いことに果糖は吸収されても血糖値を上げない。
・・・っということは、インスリンが分泌されません。
満腹感が得られないのです。
果糖が多い果物は(美味しいから)食べ過ぎ傾向にあるんです。
インスリンが出ないから果糖は太らないという方もいますが、
肝臓で脂肪に作り変えられるのですからやはり太ります。
こうしたことからダイエット向きの果物は
「果糖・ショ糖が少ないもの」ですね!
果糖がかなり多いのは、ブドウ・リンゴであり
ショ糖が際立って多いのは、バナナ・パイナップル・モモです。
※バナナやリンゴは半分だけ食べるのが好ましいですね。
最もオススメは「イチゴ」でグレープフルーツ・キウイと続きます。
ブルーベリーやラズベリーとなどベリー類もGOOD。
お正月には食べる機会が増えるのが「みかん」。
みかんはブドウ糖と果糖こそ少ないですが、それに比べてショ糖は多い。
2~3個ゆきたいところですがダイエットには1個にしておきましょう。
ダイエット、果物を食べるタイミングの要点
果物は消化が早いので、空腹時にまっさきに果物を食べると血糖値は急上昇。
血糖値の急上昇は、その後の空腹感にもつながるので
「食後に少し食べる」がベストです。
3時のおやつに果物を食べるのは危険をはらむ。
かえって食欲が刺激され、夕食まで持てずまた間食してしまう可能性が大に。
果物のいいところは、ビタミン・ミネラルを補給できることにありますが
食欲のコントロールを混乱させるというデメリットを併せ持つので
優先順位を間違わないようにして食べることが大事。
ビタミン、ミネラルは果物以外でも補えることも頭に置いておきましょう。
「食べる量」は重要ですね。
スイカダイエットについて
スイカには脂肪燃焼に効果的な成分が含まれます。
夏のダイエットにぴったりな果物です。
食事や間食をスイカに置き換える方法が考えられます。
スイカには、中性脂肪の減少効果が認められたL-シトルリンなど、
ダイエットに役立つ栄養素が豊富。
他にも、むくみに効果的なカリウムや、美容に良いβ-カロテン、
ビタミンCも含まれています。
<効果>
・低カロリー
100gあたり41kcalと、とてもヘルシー。
・むくみに良い
むくみの緩和に効果のあるカリウムを多く含む。
むくみの解消だけでもダイエット効果が実感できる。
・肥満予防、改善効果
スイカの特有成分であるL-シトルリンを摂取すると
体重や中性脂肪が減少する。
・美容、アンチエイジング効果
豊富なβ-カロテンやビタミンCによる効果。
・満腹感が得られる
スイカは総重量の90%近くが水分でカロリーが低い割に
食べ応えがあります。
食欲をコントロールしたい時、
ダイエット中の空腹感を抑えたい時にも役立つ。
<正しいやり方のポイント>
・おやつやデザートをスイカに置き換える
・3食のうち1食をスイカに置き換える
・日々の食事にスイカを取り入れる
・食事の前にスイカを食べる
・1日あたり200gが摂取量の目安
(食べ過ぎ注意は言うまでもありません)
<まとめ>
果物に含まれる糖はブドウ糖、果糖、ショ糖の3種類。
太るかどうかで大きく問題となるのは「果糖」。
でも、食べ過ぎさえ気を付ければ
あまり神経質になる必要はありません。
果物を食べるタイミングは、
「食後に少し食べる」がベストです。
スイカダイエットについても触れました。ご参考まで!
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^