野菜をもっと摂らなければと多くの人が思いますよね。
1日の必要量は350gと言われますが、量のことだけでなく
特に便秘でお悩みの方は野菜の基本的なことを
もっと抑えておく必要があります。
今日は、きっと役に立つ野菜のお話です。
最後までご覧くださいね。
便秘の主な原因は食生活の乱れ
便秘の主な原因のひとつが、食生活の乱れ。
中でも「野菜不足」の影響は深刻なんです。
日常の食事で野菜の摂取は圧倒的に足りないですよね。
野菜不足はビタミンやミネラルの摂取バランスに悪影響。
食物繊維も不足してしまいます。
食物繊維不足、腸の働きが悪くなると慢性的な便秘につながる。
いつまでも腸の中に便が溜まったままだと
毒素を溜めた状態が続くので肥満の原因にもなります。
きちんと毎日の食事に野菜を取り入れて栄養の偏らない
健康的な食生活を心がけましょうね。
便秘に良い食物繊維が豊富な野菜って?
●食物繊維が豊富な野菜
ごぼう モロヘイヤ アボカド オクラ さつまいも にんじん
里芋 ニラ 切り干し大根
また、シソやパセリも食物繊維豊富です。
●効果的な野菜の摂り方
これらの野菜に含まれる食物繊維の効果を最大限に生かすためには
①「よく噛んで、食物繊維をほぐす」
②「水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂取する」ことが大事。
水溶性食物繊維・・・
便にたっぷり水を含ませて、便に適度なやわらかさを持たせ、
腸内で便がすべりやすくなるようにする。
不溶性食物繊維・・・
腸内の汚れをかき出すお掃除役。便のかさ増しをする効果もある。
アボカド・にんじん・里芋などは水溶性・不溶性のバランスが良い。
水溶性食物繊維の割合が多いのは、モロヘイヤ・オクラ・キャベツ・大根。
ごぼう・さつまいも・ニラ・切り干し大根など。
※両者を摂る理想的なバランスは不溶性2:水溶性1です。
これらのことを考慮して食生活の乱れを解消しましょう。
「生の大根おろし」は便秘にとても良い!
大根は食物繊維や酵素が豊富に含まれているので、
便秘にもおすすめの食べ物なんですよ。
皮ごと食べると一層良く、葉にも栄養価が高い。
大根はカリウムも豊富で、摂り過ぎた塩分を排出してくれる栄養素で、
むくみ防止にも役立ちます。
その効果を最大に発揮するのが「生の大根おろし」。
すりおろした大根を生で食べる大根おろしは、
大根に含まれる有効成分の効果が最大限に期待できる、優れた食べ方なのです。
<大根の効能>
・消化不良と胃酸過多
・二日酔いや頭痛、発熱
・ニキビケアやアトピー性皮膚炎
・冷え性予防
・動脈硬化や脳卒中や心筋梗塞の防止
・胃潰瘍や胃炎に
・そして便秘の解消
便秘対策のためにも野菜を上手に利用しましょうね。