「水ダイエット」は適切な水分を摂取して、身体の新陳代謝を整え、
痩せやすい身体を作る方法。いわゆる「水デトックス」です。
いくつかの決まりごとはありますが簡単に実行できて
続けやすい方法です。
水ダイエットに取り組む:水を飲むだけで痩せるの?
結論を言えば、
水を飲めば体重が減るというよりも、
デトックス効果で体の内側がキレイになり、結果として痩せるということ。
水ダイエットの目的はこのことにあります。
<水ダイエットの大きなメリット・効果>
・老廃物の排出により体調が回復する
腸内に毒素が溜まると体調不良につながります。
水分は老廃物(毒素)を排出するとともに
栄養や酸素を運びますから崩れた体調が回復します。
老廃物は便として排出されますから
便秘でお悩みの方は、ご自分の水分摂取量や摂り方を
再考すると良いですね。
・基礎代謝がアップする
水分を摂ると内臓が冷えます。
冷えた温度を元に戻そうという力が働くことで基礎代謝がアップします。
基礎代謝が上がるということはエネルギーの消費が増える訳ですね。
・間食に水を飲むと食欲抑制になる
ダイエットでは食べ物を控えるので辛いのが空腹。
そこを無理にガマンすると爆食いにつながったりします。
空腹時に多少お菓子をつまむのはOKとして
その際は先に水を飲みます。
この行為が大事で満足感も得られて食欲は抑えられます。
水ダイエットに取り組む:水はなぜ必要なのか?
私たちの体の約60%は水分が占めています。
水分は腸から吸収されると、血液などの「体液」として、
体中を隅々まで巡っています。
その効果は多岐にわたります。
・栄養や酸素の運搬、老廃物排出効果
呼吸や食事を通して体に入った酸素やビタミン・ミネラルなどの栄養素を、
体中に運びます。
そして溜まった老廃物を排出する効果もあります。
・発汗することでの体温調節効果
暑い時にかく汗は、液体から気体へ変わる際に体の表面の熱を奪ってくれます。
体温が上昇し続けるのをストップ!
(すぐに汗を拭かない方が良い。効果が弱くなります)
・新陳代謝を円滑にする効果
水分は、新陳代謝を円滑にするためにも不可欠です。
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水ダイエットのやり方の要点
「水は1日に2L飲もう」とよく言いますが、
正確に言うと個々の体重や年齢・性別など違うので
自分の飲むべき適量を覚えることが大事。
<最低限の水分量の計算方法>
年齢と体重から割り出します。
年齢別の必要水分量の目安(男女共通)
25歳~54歳:1kgあたり35mL/日
55歳~64歳:1kgあたり30mL/日
65歳~:1kgあたり25mL/日
*25歳未満の人は、1kgあたり35mL/日で計算してみてください。
(例)28歳 体重50㎏なら 1750mL/日
※夏場や運動で汗をかく時は、これより少し多めに飲む。
<重要なこと>
厚生労働省の指針では「1日に2.5L」が必要となっています。
2.5Lの内訳は、食事で取れる水分が1.0L、体内で作られる水分が0.3L、
飲み水は1.2L。
1日に2.5L飲むということではないのです。
上記の計算で出た水分量からマイナス1Lした量を毎日飲むように
心掛けましょう。
無理なく水分を取れるタイミング
・起床してすぐ・・・睡眠で約500mlの汗をかきます。
失った水分をコップ1杯の水で補う
・入浴後・・・入浴で失う水分約400mlをコップ1杯の水で補う
・食事の直前・・・ダイエットに最適なタイミング
水に飽きたら皮をむいて輪切りにしたレモン2~3枚を1Lのお水に入れて作る
「フレーバーウォーター」を取り入れるのも良いですよ。
水ダイエット、これだけは注意しよう!
・体を冷やし過ぎないこと
冷水の飲み過ぎは内臓温度を下げ、基礎代謝・免疫機能も落ちます。
猛暑の夏なら冷たい水も良いですが、
今のような冬は常温の水や白湯(さゆ)を飲むと良いですね。
・トイレが近い人は小分けして飲むと良い
・コーヒーや緑茶、アルコール類は
かえって水分不足を招き逆効果。
・水「だけ」飲むダイエットは止める
長いカロリー不足は消費カロリーが減り、
摂取カロリーの方が多くなることで
減った体重はすぐに戻ります。
また、栄養不足は過度な食欲増進になりがちで
ダイエットでリバウンドする原因となります。
・水分の過剰摂取に注意
水中毒症や低ナトリウム血症という怖い状態になることがあるので
飲み過ぎは要注意です。
<まとめ>
水ダイエットで大切なのは、適切な量&頻度で
きちんと水分補給をすることです。
水を飲めば体重が落ちるということより
デトックス効果により老廃物を排出する結果として
キレイに痩せることを目指します。
ダイエット初心者にも簡単な方法なので
是非、取り組んでくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^