こんにちは。
本当に何となくの思い付きから、ごぼう茶作りにチャレンジしてみました。
通販でごぼう茶は売られていますが、費用をかけないということで手作り。
調理の工程の楽しみもありますので、是非ご参考になさってくださいね。
ごぼう茶の材料の調達・下準備
材料としては、ごぼうと水でOKです。
たまたま出かけた途中によく寄るスーパーがあったので、
泥付きのごぼうとピーラーを買うべく探してみると
何と袋入りの「ささがきごぼう」を発見。
これならピーラーの作業も省けてラッキーと3袋買ってみた。
1袋は92円で鹿児島県産・無添加・無漂白と書かれている。
ごぼうは可能な限り、消毒をしていない国産のものが良い。
(やや高級志向のスーパーだったので良い品が入手できました。
品質の良いごぼうを選ぶことが大事です)
それから皮の部分に栄養がたっぷりあるので皮付きのまま
自分でささがきにするのがベストです。
天日干し・または電子レンジで乾燥等、作り方
1.天日干し・または電子レンジで乾燥
・天日干し
かなり暑い天気で急ぐ旅でもなかったので天日干しにしました。
半日で乾燥できます(何回か位置をずらして)。
・電子レンジ使用の場合
耐熱皿に広げて電子レンジで3分加熱。
位置をずらして更に3分加熱。これを計3回繰り返す。
※トースターは焦げてしまうので使用しない。
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2.フライパンを弱火に加熱して焦げないように乾煎りします。
水分が抜けてパリパリになったら火を止めます。
※触って表面がパリッとする状態が目安。
焦げやすいので注意しましょう(12分ほど煎りました。その後は余熱で)。
3.いよいよ煮出しです。
小鍋に水と2の煎ったごぼうを入れて 沸いて色が出てきたら完成です。
一回は5gほどのごぼうの量にて。濃さはお好みで。
※酸化すると効能が落ちるようなので、
煎ったごぼうはジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫保存を。
できあがったごぼう茶は早めに飲んだ方が良い。
ごぼう茶の効果・効能について
まず特筆すべきは食物繊維が豊富であること。
「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の両方を含むというから嬉しい。
ダイエット目的や便秘・腸内環境の改善のために良い健康茶です。
更にオリゴ糖も含まれるので腸の善玉菌を増やしてくれます。
この食物繊維は、中性脂肪や血糖値の急激な上昇を抑えるのにも良いですね。
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実際の煮出しと飲み方・味の感想について
自宅の冷水ポットが1.5lだったので、その水の量に対して煎ったごぼうは10gほど使用。
10分ほど煮て火を止め、15分ほど粗熱取りを兼ねて蒸らす。
夏はアイスで冬はホットで美味しく飲めます。
ダイエット目的ならホットで継続して飲むのがおすすめ。
体を芯から温めることができ、代謝が上がるので冷え性や水太りの改善に良い。
空腹時や食事時に飲むと食べ過ぎの防止に(含まれる食物繊維の作用)。
熱中症予防で水代わりに飲むのも良いことですが、飲み過ぎには要注意。
お腹が緩くなったり下痢気味になることもあります。
ごぼう茶は、一日2~3杯くらいから始めましょう。
できあがりのお茶は薄茶色(煮出す時間にもよります)。
肝心の味ですが想像していたよりクセがない。
やや香ばしい味わいでよく味わうとごぼうの風味が口に広がる。
青臭さなどもなく私には飲みやすかったです。
まったく問題なく続けられる味ですよ。
※煮出して残ったごぼうは、きんぴらや佃煮、
片栗粉をつけて揚げると「ごぼうチップス」になるので
余すことなく有効に食しましょう。
(注)ごぼうはキク科の植物につき、キク科に対してアレルギーがある人は
アレルギー反応を引き起こす可能性があるので要注意です。
市販のごぼう茶を買うのは簡単ですが、費用をかけないで手作りも楽しいですよ♪